2024/10/07
あなたが賃貸、売買問わず新しく引っ越し先の物件を探すとき、
ほとんどは不動産屋の広告を見て物件を選ぶと思います。
物件の広告の中で見慣れない文章が書かれていることがあるかと思います。
例えば
告知事項有り
とか
心理的瑕疵あり
と表記されてたりします。
どんな内容なのかは物件によって様々で、広告を出している会社に問い合わせするのが一番手っ取り早いんだけど私自身不動産屋として事故物件を取り扱っていて思うのが正直、
「冷やかしの問い合わせめっちゃしんどいです^^;」
明らかに検討してないでしょ?って感じの人から沢山問い合わせが来ます。
一体どんな意味なのか、冷やかしの電話をする前にこの記事を見てみよう!
心理的瑕疵、告知事項有の意味とは
買主や借主が物件を決めるか判断する上で影響を及ぼすもので知っていることは基本的に契約前に伝えなければなりません。これを告知義務と言ったりします。
例えば人が物件で亡くなっていたり、暴力団が近くにいたり、音や匂いを出す施設が近くにあるとかも含まれます。
説明が必要な基準は難しいですが買主や借主が「これを事前に説明されていたら買わなかった(借りなかった)よ」と言われるものは基本全部該当します。
ほとんどは物件で誰かが亡くなったという意味
だいたいこれが多いです。
物件の中または建物が建っている敷地の上で人が亡くなってますということを意味してることが多いです。
事故死、病死、自殺、殺人等死因は問いません。
あと火災があったときとかもそうです。
死因で一番多いのは?
この平和な日本で心霊ファンが期待するような殺人が起きた物件はかなり珍しいです。
多くは病死、しかも死後割とすぐに発見されるパターンが多いので部屋が汚れるレベルのものはあまりないです。(地域性もあるかもしれませんが)
次に多いのは体感的に自殺です。
「大島てる」である程度調べられることも
あとは問い合わせをする前に事故物件サイト「大島てる」で物件とその周辺を調べるという方法もある。
全国どこでも情報が載っている。
大島てるを見て何も書かれていなければ重たい告知事項という可能性は低い。
テレビのニュースででるような事件や事故はまず書かれるけど、病死や自殺ですぐに親族が見つけたような内容ならサイトにのってないことが多いです。
以上が物件広告で見かける心理的瑕疵、告知事項の内容でした。
いわくつき物件とか地雷物件とか言われて避けられがちですけど、その分相場より安い価格で物件を手に入れたりできるので選ぶ上でメリットもあります。