ゆきだるま不動産

某不動産仲介営業マンの渇いた叫び

住宅ローンで不動産投資をしてはいけない!最悪の場合と例外もある

time 2021/07/05

住宅ローンで不動産投資をしてはいけない!最悪の場合と例外もある

「収益物件が欲しい!」
でも現金が無い場合は物件の購入にあたってローンを組む必要があります。

昨今の不動産投資におけるローンについてはスルガ銀行の「かぼちゃの馬車事件」をきっかけにかなり審査が厳しくなりました。

※「かぼちゃの馬車事件」について知りたい方はこちらへ↓

特に最初1棟が大変で昔は自己資金なしのフルローンというパターンもありましたが、現在は自己資金は物件価格の2割+諸費用が現金で必要という金融機関さんが多いイメージです。

住宅ローンで買った物件を賃貸するのはNG

アパートローンの審査が厳しくなった今、例えば中古の戸建てを住宅ローンを組んで購入し借家に出せば金利も安いし、年数も長く借りられるし、法定対応年数を過ぎてても良いので最高なのでは・・・。

と思うかもしれませんが、それ不正です。

完全にアウトです!

そもそも住宅ローンは自分が住むための家(=自己居住用って言ったりします)の購入に対して受ける融資です。

そのため、人に貸すということは契約違反になるということです。


もし住宅ローンで買った家を賃貸に出したことがバレたら

悪徳不動産屋さんの中には「皆やってるし、バレなきゃ問題ない」と説明する業者も中にはいるようですがそういう問題ではありません。

もし、金融機関に家を賃貸しているバレた場合は

・金利の引き上げ

・残債の一括返済

の処置を下される可能性があります。


住宅ローンで賃貸、例外もある

例外についてはローンを借りた金融機関への相談が前提ではありますが、転勤等のやむを得ない事情が認められる場合は賃貸に出すことが許されることがあります。



実際は銀行に無断で借家にして大丈夫だったという人もいます。あとはモラルの問題という部分もあるのかもしれませんが少なくともその銀行と今後も付き合っていくのであればやるべきでないことは明らかです。




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管理人

ゆきだるま

地方都市在住の現役宅地建物取引士。 複雑な不動産に関する疑問を解決する手助けになればと思います。投資やポイ活についても!

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