2024/10/07
令和5年度に初挑戦した不動産コンサルティングマスター。
合格発表が令和6年の1月12日にありました。
合否はネットで確認しましたが、
無事合格しておりました
↑後日はがきが届きます。
勉強方法
メインの勉強方法は過去問です。
どの資格試験にも共通する王道ですがこの試験も例外ではありません。
5年分の過去問を購入してマークと記述を各5回ずつは解きました。
私の場合5回目を解くころには8割~9割は解答できるようになってました。
机に座るようなまとまった時間がないときや、ちょっと出先で勉強ができそうなときは
スマホアプリとPCで内容を共有できる「ANKI」を使った学習が効果的でした。
ANKIは要するに暗記カード(表に問題、裏に答えを書くやつ)の電子版です。
スキマ時間にこれを繰り返すわけですが、このアプリの凄いところはエビングハウスの忘却曲線にあわせて復習ができること。詳しく書くと長いので各自調べてほしい。マジでおすすめです。
あと不動産流通推進センターの公式サイトで基本テキスト3冊セットが販売されてます。
基本テキストは買う必要があるかと思いますが、注意したいのは範囲が広いのでじっくり教科書を読んでもどこが覚えるべき重要なところかが分かりません。読むにしてもさらっとでOK。
なので、過去問を解いて分からないところや解説を確認するのに基本テキストを使うくらいが効率良いです。
試験対策、選択科目について
不動産コンサルティングマスターの本試験は午前に50問の択一式問題(マーク)が2時間と午後に記述式問題が2時間の合計4時間の試験です。実際に受けた感想は「時間が全然足りない」でした。
初めての問題で焦るし、解答する時間と見直す時間と、自己採点用に答えを書き写す時間と考えると本当に時間がありません。特に記述式に関しては私は大急ぎで全て問題用紙に書きましたが、そこまで間に合わず自己採点できないという人も多く見えました。
なので試験対策としては本試験のようにマーク2時間、記述2時間を実際に解く演習をしておいた方が良いかもしれません。
あと記述試験は必修科目が
「実務」配点40点
「事業」配点20点
「経済」配点20点
残り20点は選択制で「金融」、「税制」、「建築」、「法律」の4つから選んで解答するのですが、
私は「金融」を解こうとあらかじめ決めていましたし、試験対策も他の選択科目は一切勉強しませんでした。金融を選んだ理由は必修科目を解いてすぐに解答できるのが金融だったのと個人的に他の選択科目の過去問を見たときに難しいと感じたからです。
このあたりも自分なりにシミュレーションしておくと良いです。
一つ言えることは本試験の時に「どれを選択しようかなぁ~」とかやってる余裕は私にはありませんでした(滝汗
勉強時間、勉強期間
どれくらい勉強したかは人によって全然違うかと思いますが一応参考までに書きます。
本格的に勉強を始めたのは8月中旬~11月12日までの試験まで。
約3か月。
合計の勉強時間は計ってみたらおおよそ
160時間。
でした。
どうなんでしょう、
試験合格者のアンケートをみたらトータル100時間くらいで受かってる人が多い印象でした。
まぁ、受かれば何時間でもOKですね。
その他
難しい試験ではありますけど、決して無理な試験ではありません。なぜなら
合格点ボーダーも低い
試験だからです。
令和5年度の試験を受けて自己採点は200点満点中126点でした。
では合格点はというと115点、
年によっては6割正解しなくても受かるんです。
宅建だと最近はほぼ確実に7割以上がボーダーになってます。
そう考えると少し気が楽になりませんか?^^
どうしても解けない問題は他の受験者も解けないので、他の受験者がおおむね解ける問題を落とさないようにすれば十分合格できると思います。
この記事を見てこれからこの試験を受ける人が合格することを祈っております。